今回は広告会社に勤務する23歳の女性からの投稿だ。
偏食で野菜が一切食べられない彼は41歳。
不倫だし、「子供じゃないんだから」って笑ってたけど、「近々離婚かも」といい出したから、さァ大変。急に彼の健康が気になって、野菜を細かく切って食べさせようと必死です。
ついには心を鬼にして「野菜食べなかったら泊まっちゃダメ」宣言。
そしたら彼、いきなりスカートめくって「これでも?」って、一番感じるトコを指先でキュッって。
歯を食いしばったけど、クリクリこすられたら力が抜けて返事ができない。
すかさず彼「人参で一人エッチして見せてくれたら全部食べる」って!
やりましたとも。「エプロン姿でヤらしいねェ」と言葉責めされて恥ずかしかったけど。
彼も約束どおり野菜を鼻をつまんで一気に食べてくれたの。
でも、使用済み人参だけポツンと残されて、なんか妙な気持ち。
男性の「オナニーネタ」といえばAVか写真集が中心だが、女性の多くはオナニーに「映像」を必要としない。
女性が自慰行為の際にイメージするのは、「夫や恋人」など自分の身近な男性や、官能小説など活字媒体のほうが多いのである。
本誌が11月上旬に女性3000人を対象に行ったアンケートにも、生々しい声が寄せられている。
「セックスそのものより、セックスに至る過程のドラマを想像するほうが興奮する。だから、ストーリーのある小説のほうが、のめり込みやすい」(41歳・主婦)
「“カッコいい上司に無理矢理いい寄られて”とか、カワイイ新入社員を“ダメな子ね”ってイジメたりとか……。けっこう身近な人で、エッチな想像をしてます」(27歳・OL)
視覚で興奮する男性に対して、ストーリーで興奮する女性。
男性では視覚情報を処理する右脳が優位に働くのに対し、女性は論理的思考や言語中枢を担う左脳のほうが優位に働くためだ。
著書『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』(ブックマン社)は、35万部の大ベストセラーとなった。
彼女が考案する、豊富な知識と理論に裏付けられた「新しき体位」とはどのようなものなのか―。
最後の「新しき体位」は、座位の一種です。
体位の基本形4種類の中で一番なじみが薄い体位でしょう。
座位はどのようなポジションをとっても、男性にとってはピストン運動がしにくいため、男女とも絶頂には達しづらい体位です。
特に、男性を椅子に見立てて女性が座る「背面座位」は、男女とも腰を動かしにくい上にペニスの先が膣のお尻側(Gスポットの逆側)にしか当たらないため、男女ともにまったく気持ちがいいものではありません。
座位はあくまで「小休止」の役割が強い体位ですが、その中で特に勧めたいのが椅子を使った「SOTC」(Sex On The Chair)です。
男性が椅子やベッド、ソファの上に座り、その上に女性が脚を開いて挿入します。
椅子の背もたれに男性が体を預ければ、挿入角度に微妙な変化がつけられます。
挿入しつつクリトリスを触ってあげたり、ちょうど男性の顔の前あたりに来る女性の乳首を口で愛撫しながら腰を小刻みに揺らすのもよいでしょう。
長い時間セックスを楽しみたいカップルには役立つ体位になること間違いなしです。
著書『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』(ブックマン社)は、35万部の大ベストセラーとなった。
彼女が考案する、豊富な知識と理論に裏付けられた「新しき体位」とはどのようなものなのか――。
後背位(バック)は男性に人気の体位ですが、自分でピストンの速度を決められるために、つい独りよがりになりがちです。
顔を見合わせるコミュニケーションがとりにくいため、女性にとっては不満を覚えるケースも多い。
そこで、後背位のワイルドな魅力を活かしつつ、男女のスキンシップを高める2つの体位を紹介します。
一つは、女性の片腕を引いて上半身を引きつける「綱引きバック」です。
結合部の密着度が高まり、より深い挿入が可能です。
そのためポルチオへの刺激も期待できます。
女性の反応を見ながら「綱引き」の具合を細かく調整できる利点もあります。経験者はほとんどいないでしょうが、簡単である割に効果の大きい体位です。
もう一つ勧めたいのが「うつ伏せバック」。
女性が脚を閉じてうつ伏せになり、男性が体重をかけて挿入していきます。
激しいピストンはできませんが、挿入角度を調整すれば、Gスポットをじんわりと長く刺激できます。早漏に悩む男性にはピッタリの体位といえるでしょう。
この体位の特色は、膣以外への刺激。
ピストン運動のたび、ベッドシーツで乳首やクリトリスが擦れるため、二重三重の快感を得ることができるのです。
男性は背中や首筋など、普段見過ごしがちな女性の性感帯をしっかり愛撫してあげましょう。
小誌が30-60代の男女500人に対して行った恋愛に関するアンケートの結果、女性は「色気」が重要だと男性諸氏からの意見が頻出した。
「40代以降、女性が恋をするのに必要なのは何だと思いますか?」という質問に対しての回答だが、女性で「色気」が重要だと考える人は30代で54.0%、40代65.0%、50代35.0%、60代28.0%となった。
一方、男性で「色気」が重要だと考える割合は軒並み女性よりも高い。
40代男性では54.5%、50代は48.5%、60代でも52.9%となり、男性は「女性は年齢に関係なく色気は重要」と考えているようだ。
会社員の57才女性は、新たなパートナーと老いじたくを始めることになりそうだという。
「40 代で夫を亡くしてからはや10年。ようやく独立した息子から、“お母さん、恋人でもつくったら”という思わぬ言葉。50半ばで新しい男性? 冗談でしょ、と笑っていたら、息子の言葉が心の底に残っていたのか、職場のバツイチ子持ちの同年代の男性にときめくようになってしまい…。
それまではなんの変哲もないスーツ姿で通勤していたのに、少し明るめのワンピースなんて着てみたりして。
来月、彼と初めての食事に行きます。
60代、70代に備えて、パートナーがいたほうがいいな、と考えています」(57才、会社員)
続いては、大胆なイメージチェンジにチャレンジしたという51才の主婦。
「ヘアマニキュアで黒くしていた髪を、思い切って薄いピンクに。
美容院で、“自分って、こんなに変わるんだ”っていうことだけでも大発見。
それまでは生え際の白髪が気になって仕方なかったけど、いまのほうが目立たないし、人目を気にせずすむようになりました。
着る服の幅も広がってオシャレが楽しくなりましたよ」(51才、主婦)
30~60代の女性に、セカンドバージンに関するアンケートを行ったところ、本気で恋をしたいと答えた女性は70.5%だった。
しかし踏み出せない理由に「セックス」をあげた人も多かった。自分の崩れた体形を人に見せられないという思いが強いという。
結婚16年目の美由紀さん(42・パート勤務)は、子供を妊娠して以来、“セカンドバージン”になったという。
まさか中学生の娘をもつ自分が再び恋をするなんてないだろうと思っていたが、職場でたまにシフトが一緒になるひとまわり年下の男性を意識するようになった。
「仕事の合間にちょっと雑談をしたり、旅行に行ったあとにお土産を渡したり…なんていう程度の関係で、完全に私の片思いなんですが、生活にハリが出た感じがします。
ただ、もし彼とつきあったら…なんてたまに妄想することがあるんですが、食事したり映画を見たり、デートはしたいけどセックスは絶対に無理。
ドラマのあんなにきれいな鈴木京香さんだって不安になるくらいなんですから、20代のときより10kg以上も太ってしまった私に裸になれるはずがないですよ」(美由紀さん)