メールで女性の恋愛相談に応じているうち、いつしか「相談」とは名ばかりの赤裸々な告白が全国から送られてくるように。
今回紹介するのは、時計メーカーで働く21歳の女性からの告白だ。
* * *
目下の私の悩みはスマートフォン。いつの間にかみんな買い替えてるし、けっこう面白そうなアプリもあるし。1日も早く替えたほうがいいかなと思うんだけど、あのタッチパネルっていうのが、どうも頼りないのよね。操作に慣れるまですごくイライラするんじゃないかなって。
そんなこと思ってたら、主任とエッチしてる時、大失敗しちゃった。
フェラしながらスマートフォンのことを考えちゃって、主任のアレを指先でシュッシュッ。
主任、ガバっと跳ね起きて、「おい! そのいい加減な指の動きはなんだ。真面目にやれ」って。
「タッチパネル操作……」なんていえないから、“ゴメンね”のつもりで、いつもより入念に舌先を動かしてバキューム。
ちゃんと口の中でイカせてあげたわよん。
当サイトの一連のセックス記事を読んできた熱心な読者は、こう感じているに違いない。
しかし「男性」の身体のメカニズムも女性に劣らず神秘に満ちている。
女性にとって、「男の快感」を学べる機会は皆無といっていい。
教則本の類すら見つけることはなかなか難しい。
男性は、どうやって女性に自らの快感ポイントを伝えればいいのか。
男女ともが今夜から役立てられる「秘技」を伝授しよう。
財団法人倉敷成人病センターに勤務する、泌尿器科医で日本性科学会会員の佐古智子氏がいう。
「ペニスの中でも神経が集中しているのが、亀頭といわれる先端部分。亀頭は女性のクリトリスに相当する器官のため、非常に敏感です。亀頭は尿道海綿体からなり、勃起すると硬くなる陰茎部分の陰茎海綿体に対して、勃起時にも柔らかいままでありつづけます。もう一つ敏感なのが陰茎小帯(ウラスジ)といわれるペニスの裏側の筋状の部分です」
さらに、ペニス周辺にも、性的に敏感な部分は複数ある。
精巣が入った袋状の陰のうは女性器でいえば大陰唇に当たる部分とされ、その感覚はペニス本体と連動している。
また、会陰(蟻の門渡り)は、男性版Gスポットといわれることもある前立腺を、間接的に刺激することができるポイントだ。
肛門も末梢神経が多く集まり非常に敏感な部位といえる。
人物は「ドクターK」と呼ばれる人物だ。
そんなドクターKが女性器について解説した内容をもとに、クリトリスについて説明しよう。
クリトリスは、ペニスの亀頭そのものにあたる陰核亀頭と、ペニスの皮にあたる陰核包皮からなります。
わかりやすくいえば、ペニスの先端を小さくしたものが、クリトリスといっていいのです。
また、クリトリスはペニスと同じように包皮をかぶった包茎タイプと、反対に皮がむけて陰核亀頭の露出したタイプとがあります。
しかし、クリトリスの亀頭が陰核包皮に包まれていようが露出していようが、どちらもそのまま唇と舌で刺激すればよいということです。
つまり、包皮におおわれているからといって、わざわざ包皮をめくって、亀頭を露出させる必要はないということなのです。
無理に包皮をめくって刺激したのでは、女性には強烈すぎて、その痛さに腰を引いてしまうことになるのです。
これでは性感の高まりも一挙にさめてしまうでしょうし、セックスによって男女が同時にのぼりつめることなど、まず望めないことなのです。
逆に陰核亀頭が露出していれば、それはそれでその姿のまま愛撫すればいいのです。
亀頭が露出している女性なら、日ごろから小陰唇や大陰唇でそこが自然に摩擦されていて、包茎タイプのクリトリスほどは敏感ではないと考えられるからなのです。
なお、クリトリスは女性によって大きさと形に個人差があります。
しかし、感度は大きさや形とはなんら関係がないのです。
感度は感覚受容体の密度の問題であり、たとえ見た目にはごく小さなクリトリスでも密度が高いなら、それだけ感度も高いのです。
感度を高めたクリトリスは、しだいに勃起してきます。
それは刺激によって、陰核の海綿体に血液の流入が増大するからです。
見た目にもはっきりと大きくなったことがわかるとき、いよいよ女性の膣はペニスの挿入を求めてくるようになるのです。
そんな男性の漠然とした思いには根拠があった。
女性の脳や感覚器は、男性のものとは大きく異なるため、思いもよらぬ刺激に反応したり、驚くような感じ方をする。
セックスにおいて最も多用する器官である「目」にこそ、男女差が一番大きく現われる。
そもそも男女のセックス観の違いは、男がこの事実を誤認しているからこそ生じているのかもしれない。
「視覚」には、男女のセックス観の違いがもっとも大きく現われる。神経内科医で、『男が学ぶ「女脳」の医学』(筑摩書房刊)などの著書がある米山公啓氏がいう。
「男性の性欲は視覚的な興奮に影響されやすい。“男性は10分に1回の頻度で性欲がわく”という研究結果がアメリカにあるほどです。女性の胸やお尻を見たり、視覚的な刺激で即、性欲が高まります。しかしこれはあくまで男性の場合で、女性は視覚情報だけで興奮のスイッチが入ることはほとんどありません。
女性の場合は、性欲の素である男性ホルモン(主にテストステロン)が男性と比較して圧倒的に少ない。加えて、男性では視覚情報処理、空間認識などを担う右脳が優位なのに対して、女性は論理的思考や言語中枢を担う左脳が優位という脳の特性によるところが大きい。理由のないセックスに踏み切らない女性が多いのはそのためです」
女性に興奮をもたらすのは、単純な視覚情報よりも、性的なイマジネーションだ。
成城松村クリニック委員長で婦人科医の松村圭子氏が、女性向けのAVを監修した経験から興味深いことを教えてくれた。
「男性はAVに激しいセックスシーンそのものを求めますが、女性の場合は官能的なセックスに至るまでの“手順”が大事。共感できるシチュエーションで、自分が主人公だったら…とイマジネーションを広げられることが大切なんです。だからこそ、女性は“これからAVを見ようか”と男性にいわれるだけで、興奮して濡れたりするんです。男性が女性を興奮させたいなら、これから起こるであろう官能を期待させるような甘い言葉をささやいてほしいですね」
男と女は、かくも違うのである。
しかし女性も、決してオナニーをしていないわけではない。本誌が11月上旬に女性3000人を対象に行ったアンケートによれば、オナニー経験者は、75.2%。実に4人に3人の女性がオナニーに興じているのである。
主なオナニー方法としては、「指で刺激する」が最も多く76.4%。
次いで「ローターなどの道具を使って」が13%、「固いものに局部を押しつける」が6.5%と続く。
また、初体験より早くオナニーをしていた女性は72.3%。男性だけでなく、女性だって性行為よりオナニーとの付き合いのほうが長いのである。
「オナニーでは、“イク”って感じられるけど、セックスでは感じたことがない。だから、彼とセックスした直後でもオナニーすることはある。自分で触ったほうが、感じるポイントを外さないし」(26歳・OL)
と、男性とのセックスの不満をオナニーにぶつける女性は多いようだ。
『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』(ブックマン社刊)の著書がある産婦人科医・宋美玄氏がいう。
「女性の場合、マスターベーションの際に愛撫する場所として“クリトリス派”が“膣派”を大きく上回ります。生まれて初めて得た性的快感はクリトリスによるものだという女性が大半なのです。繰り返しになりますが、つまるところ、女性をオーガズムに導くにはクリトリスの愛撫が肝要ということです」
武田氏の話をもとに編集部が作成した「乳房憲法5箇条」がこれだ。
【1】女性の数だけ乳房がある
~形、色、大きさ……女性の個性をほめてあげて
【2】おっぱいは揉んでも大きくならない
~触れるなら「やさしくそっと」が大原則
【3】寄せて上げる・谷間ブラ・は麻薬
~見た目重視の無理な圧迫が基底部癒着の一因に
【4】乳首は舐めすぎると変形する
~大人が毎日舐めるとキノコ型の奇形になる例も
【5】四つん這いがおっぱいトラブルを遠ざける
~「雑巾がけ」などでたまには乳房を下向きに
以下、宋医師の解説。
女性の場合、性器そのものよりも全身へのタッチで性的興奮のスイッチが高まる傾向があります。
そのため、服を脱がせる前から前戯は始まっていると考えるべきです。
まずは抱きしめて、髪や背中をやさしく撫でる。
耳たぶやうなじなど、服を着ていても肌が出ている部分から愛撫を始めます。
ポイントは「乳房や性器など、大きな快感を得られる場所は後回しにする」こと。
上手にじらすほど女性の期待が高まり、実際に触れた時や挿入した時の快感がグッと高まるのです。
そんな愛撫の過程で、大きなウェイトを占めるのがバストでしょう。
自分の欲望のままに、女性の乳房を力任せに揉みしだく男性がいるようですが、これは絶対にNGです。
よく勘違いされますが、乳房全体が「性感帯」ということはありえません。
乳房に張り巡らされた神経の数は、身体の他の部分と比べると格段に少なく、性感へはつながりづらいのです。
にもかかわらず、
乳房を愛撫されて感じる女性が多いのは、その後の「乳首への愛撫」を予感させるからです。
神経が少なく感じにくい乳房とは対照的に、乳首はとても敏感な部位です。
この「予感」を上手に利用すれば、バストへの愛撫は格段に官能的なものとなります。
まずは乳首には触れず、乳房や乳輪の周囲をじっくりと愛撫しましょう。
乳房の外側から乳首に向けてクルクルとらせんを描くように愛撫したり、指をジャンケンのチョキのように開いてやんわりと乳房を揉んで、たまに乳首をかすめてあげる。
そのような“焦らし”によって乳首が勃起してから初めて、指先や口先でやさしく愛撫するのです。
女性が自ら「触って」とねだってくる状況になれば、その後の性器への愛撫の効果も高まってくるはずです。
著書『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』(ブックマン社)は、35万部の大ベストセラーとなった。
彼女が考案する、豊富な知識と理論に裏付けられた「新しき体位」とはどのようなものなのか―。
まずは日本では一番ベーシックとされる正常位から。
私は、女性にとって正常位は「イキにくい」体位と位置づけています。
女性は興奮してくると膣の上部が充血して膨らむため、普通の正常位でペニスを挿入した場合、G スポットを刺激するのが難しいのです。
加えて、女性がベッドに仰向けに横たわっていると膣入口が大変低い位置になってしまうため、この体位は男性にとっては非常に挿入しづらいという難点があります。
それを解決するのが、男性が両手で女性の腰を持ち上げて、軽いブリッジ状態にする「ブリッジ正常位」です。
この体位であれば、通常の正常位では難しい深い挿入が可能になる上、自然と男性が女性の膣内を下から突き上げるような形となり、G スポットを刺激することができます。
ペニスのサイズが小さめの男性には特にお勧めしたい体位です。
ギャルから主婦・芸能人まで420人の女性をイカせた石井哲平のありのままのSEXの全てをDVDで見せます!一晩で13回イカせる究極の方法を映像と音声で!DVD&CDセット