日中一緒に過ごす時間を減らしても、それは絶えないようで…。
別居したい、もう蒸発してしまいたいと何度も思ったという嫁が、勤めに出ている間に姑にされたことを告白。
胸のうちをきいてみた。
勤めに行き始めたころはもう大騒ぎでした。
「男でもつくるつもりなんだろ」とののしられるのはまだしも、「あんたの道楽で勤めに行くんだから、家事はこれまで以上に手を抜かずにやってもらうよ。私に迷惑をかけるようならすぐに勤めをやめるんだよ」とクギをさされました。
でも、姑のいう“迷惑”とは、普通じゃないんです。
日がな一日、姑は、陸にあがったマグロみたいに、テレビの前で寝そべっては食べてばかり。
それで、やれお茶をいれろ、やれお菓子をとれって、うるさいんです。いうとおりにしないと、迷惑をかけたということになるのです。
――それでは、勤めに出られてからもいさかいは絶えなかった?
ええ、ますます私が憎くなったみたい。
この前、いつもよりちょっと早く帰ったんですね。
すると、姑が私のタンスから洋服や下着を出しては、点検しているんです。「嫁のことを調べるのは、姑のつとめだろ」ってケロッとしてました。
そのとき、ふと近所の人の噂を思い出しました。
姑が私の留守に近所の茶飲み友だちを集めては、「うちの嫁は恥ずかしいことに、昔、パンパンをしてたんだよ。このまっ赤な服や、すけすけのパンティーを見てごらんよ」そういって、私を笑い者にしていたらしいんです。
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