このたび、全国40~69才の女性1000人を対象に性に関するアンケートを実施(メディアパーク調べ)。
その中から夫や彼氏に浮気されたことがあるという女性に「浮気が判明してどうしましたか?」という質問をしたところ、「男を怒った」と答えた女性が31.8%、「男と別れた」が27.7%、「黙ったまま」が18.4%、「浮気相手にアクションを起こした」が7.8%だった。
浮気相手よりも、やはり身近にいるパートナーにあたる人のほうが多い結果に。
駒沢女子大学教授で心理学者・富田隆さんによると、「怒るのは当たり前で、大事なのは行動。
怒るだけじゃなく浮気相手にいいに行くとか、パートナーに浮気するなと要求を突きつけるなど行動を起こすこと」とのことだ。
また、「自分も浮気した」(40・専業主婦)「同窓会で再会した元彼と浮気した」(42・専業主婦)という回答もあるが、恋愛、官能など幅広い著作を持ち“ケータイ小説の女王”と呼ばれる作家・エッセイストの内藤みかさんはこう解説する。
「本当はパートナーに対して行動することが筋。自分と相手との関係なわけですし。けれど、黙っているとすれば、そのストレスをどこで発散するのかーーだから自分も浮気をするという人もいますね。
『彼にはいわないけれども、それで、心の中でおあいこね』っていう。
そうやって許す道を見つけて、夫婦がまとまっていけるなら、それでいいんじゃないかなと思いますね」
その他「両方を並べて説教した」(45・アルバイト、パート)「携帯にはいっている女の名前を全部削除してやった」(41・正社員)「浮気相手の家にいるところに乗り込んで離婚届を突きつけた」(49・正社員)とパワフルな女性もいれば、「半年ほどさせてあげなかった」(68・専業主婦)「無視し続けた」(49・無職)というパートナーに精神的なダメージを与える方法も目立った。
さらに、「弁護士に相談し、話し合いの場をもうけた」(41・アルバイト、パート)「電話を録音して夫に聞かせて離婚した」(48・無職)「そのことは黙っておいてその後さまざまな証拠集めをしている」(50・専業主婦)という冷静な女性たちも…。
※女性セブン2011年3月31日・4月7日号
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)