著書『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』(ブックマン社)は、35万部の大ベストセラーとなった。
彼女が考案する、豊富な知識と理論に裏付けられた「新しき体位」とはどのようなものなのか――。
後背位(バック)は男性に人気の体位ですが、自分でピストンの速度を決められるために、つい独りよがりになりがちです。
顔を見合わせるコミュニケーションがとりにくいため、女性にとっては不満を覚えるケースも多い。
そこで、後背位のワイルドな魅力を活かしつつ、男女のスキンシップを高める2つの体位を紹介します。
一つは、女性の片腕を引いて上半身を引きつける「綱引きバック」です。
結合部の密着度が高まり、より深い挿入が可能です。
そのためポルチオへの刺激も期待できます。
女性の反応を見ながら「綱引き」の具合を細かく調整できる利点もあります。経験者はほとんどいないでしょうが、簡単である割に効果の大きい体位です。
もう一つ勧めたいのが「うつ伏せバック」。
女性が脚を閉じてうつ伏せになり、男性が体重をかけて挿入していきます。
激しいピストンはできませんが、挿入角度を調整すれば、Gスポットをじんわりと長く刺激できます。早漏に悩む男性にはピッタリの体位といえるでしょう。
この体位の特色は、膣以外への刺激。
ピストン運動のたび、ベッドシーツで乳首やクリトリスが擦れるため、二重三重の快感を得ることができるのです。
男性は背中や首筋など、普段見過ごしがちな女性の性感帯をしっかり愛撫してあげましょう。
著書『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』(ブックマン社)は、35万部の大ベストセラーとなった。
彼女が考案する、豊富な知識と理論に裏付けられた「新しき体位」とはどのようなものなのか―。
まずは日本では一番ベーシックとされる正常位から。
私は、女性にとって正常位は「イキにくい」体位と位置づけています。
女性は興奮してくると膣の上部が充血して膨らむため、普通の正常位でペニスを挿入した場合、G スポットを刺激するのが難しいのです。
加えて、女性がベッドに仰向けに横たわっていると膣入口が大変低い位置になってしまうため、この体位は男性にとっては非常に挿入しづらいという難点があります。
それを解決するのが、男性が両手で女性の腰を持ち上げて、軽いブリッジ状態にする「ブリッジ正常位」です。
この体位であれば、通常の正常位では難しい深い挿入が可能になる上、自然と男性が女性の膣内を下から突き上げるような形となり、G スポットを刺激することができます。
ペニスのサイズが小さめの男性には特にお勧めしたい体位です。
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そこで自分のイチモツが大きいから、と誇るのは、女性の体を理解していない証拠だと美人SEXアドバイザー・OLIVIAさんは苦笑する。
「注意したいのが、挿入したらペニスが膣に馴染むまで待つことと最初のピストンはゆっくり優しく動くことです。男性は奥まで挿入すれば感じると思っていますが大きな誤解。
亀頭を子宮頸部にまで突かれると痛いだけではなく、愛液の分泌も減るので悪循環に陥る。
また、女性の膣の傾斜には、個人差があるので角度に沿って挿入する必要があります」
ペニスの挿入に痛みを感じてしまう女性に、OLIVIAさんがおすすめするのが【枕クッション俵抱き本手】である。
正常位はセックスの基本体位だが、男性上位のため女性は身動きが取りづらい。
ピストン運動が激しくなるにつれて女性は痛みを増してしまう。が、女性の腰やおしりの下に枕を入れることで痛みを軽減できるという。
「クッションを背中側に入れるかおしり側に入れるかで腰の高さが変わる。女性の負担にならない角度を探してほしい。特に、膣口が背中側に近い“下つき女性”は、背中をエビのように反らさないと痛みを感じてしまうので是非、試してもらいたいですね」(OLIVIAさん)
挿入時にはペニスを「押す」のではなく「引く」ように意識してもらうと女性にも優しい。
亀頭のカリの部分が膣の入り口に引っかかるのに快感を覚える女性も多いという。
小誌が30-60代の男女500人に対して行った恋愛に関するアンケートの結果、女性は「色気」が重要だと男性諸氏からの意見が頻出した。
「40代以降、女性が恋をするのに必要なのは何だと思いますか?」という質問に対しての回答だが、女性で「色気」が重要だと考える人は30代で54.0%、40代65.0%、50代35.0%、60代28.0%となった。
一方、男性で「色気」が重要だと考える割合は軒並み女性よりも高い。
40代男性では54.5%、50代は48.5%、60代でも52.9%となり、男性は「女性は年齢に関係なく色気は重要」と考えているようだ。
「人寂しいとき」「ラブシーンを見たとき」などという平凡な意見が上位に並ぶ中、特筆すべきは「生理前後」という声である。
本誌が11月上旬に女性3000人を対象に行ったアンケートでは、37.2%の女性が「生理前」にセックスしたくなると答えている。『
女医が教える本当に気持ちのいいセックス』(ブックマン社刊)の著書がある産婦人科医・宋美玄氏がいう。
「なぜ女性が生理前に性欲が高まると感じるのか、はっきりしたことはわかっていません。性欲に最も関係するのは、テストステロンという男性ホルモンです。
生理前は、女性ホルモンの分泌量が急激に低下するため、相対的にテストステロンが優位になるからではないか、と分析している学者もいますが、それよりも妊娠の可能性が比較的低いことや、生理を控えて当分セックスができなくなるからというメンタル要素が大きいのではないでしょうか」
また、1日のうちでは夜8時~午前0時が最もセックスしたくなるタイミングだという結果も出ている。
女性を口説く際のご参考に。
指での愛撫のみならず、もちろん「口」を使っての愛撫も非常に有効です。
口での愛撫は、唾液がローションの代わりをしますので、指での愛撫に増して繊細で柔らかなタッチが可能になります。
乳首を包み込むように口を当て、息が漏れないように吸うのがコツです。息を漏らさないようにすることで、吸引圧を無駄なく乳首に伝えられ、女性に大きな快感を与えることができます。
さらに、唇を乳首に密着させたまま、舌先で乳首の先端を刺激すれば、側面とトップの両方を同時に刺激することが可能です。
個人の嗜好にもよりますが、女性の中にはペニスの先で乳首を刺激されると興奮するという女性もいます。
精神的な官能感とともにカウパー腺液がローションの役割を果たし、ぬるぬるとした感触が快感をもたらします。